諸説またまた別の神話では、アストライアー...

神話

この乙女が誰なのか、さまざまな説がある。ギリシア神話では、イシュタル、イセト、デーメーテール、ペルセポネー、キュベレー、アテーナーといった著名な女神たちは、みなこの星座にまつわる神話を持つ。

デーメーテールまたはペルセポネーとする説

豊穣の女神デーメーテールの娘ペルセポネーは、妖精と花を摘んでいる際に冥神ハーデースに略奪され妻となり、激怒した母デーメーテールにより天界に戻るも、冥界のザクロを口にしたため年のうち8か月は天上で、残り4か月は冥界で過ごすこととなった。この4か月はおとめ座が天に上がらない季節であり、穀物の育たない季節である。明るい1等星スピカは、ラテン語で麦の穂を意味する。

アストライアーとする説

昔、人間が仲良く暮らしていた時代は、神もまた地上で人間と仲良く暮らしていた。しかし後に現れた人間たちは争ってばかりだったので、神は1人ずつ天に帰っていった。最後まで残ったのが正義と天文の女神アストライアーで、1人地上に残り、人間に正義を教えていたが、彼女も人間に失望し、自ら天に昇っておとめ座となり、持っている天秤はてんびん座となった。