装飾品としての用途
金属塊として指輪やブローチなど、線状にした金は刺繍に用いられる。金箔としての利用も見られる。金箔は飲料や料理の食材としても用いられる。金は味や栄養に影響しないが、主に華やかに見えるという点から、祝典での料理や酒類に加えられている。金粉を食品に塗したり、薄片を酒に混ぜるなど。金は通常錆びることがなく、アレルギーの発現率も極めて小さいことから、アクセサリーとして手入れしやすく安心して身につけられることも人気の理由となっている。
金はやわらかい物質であるため、純度100%では装飾品として機能しづらい。そこでほとんどの場合、別の金属との合金によって装飾品を作る(純度に関しては当該項目を参照)。装飾品では18Kや14Kが一般的である。混ぜる金属の種類や配合率によって色が変わる。一般的なものは次の5つである。実際の色については
外部リンク(色見本)を参照されたい。
<イエローゴールド>
K18の場合、金75%、残りを銀銅等量のものをイエローゴールドと称している。しかし、銀15%、銅10%から銀10%、銅15%の範囲も、ほぼイエローゴールドの範疇と言える。一般的に認知されている金色に近い。
<グリーンゴールド>
K18の場合、金75%で残りが銀の合金をグリーンゴールド称している。日本語では青割り、又は青金という。ISO8654の金の色と名称の範囲で、グリーンゴールドの成分比率と色名を定めている。
<ピンクゴールド>
18Kの場合、金75%、残の80%程度の銅の合金を一般的に、ピンクゴールドと称している。パラジウムを加えることがある。
<レッドゴールド>
K18の場合、金75%で残りが銅の合金をレッドゴールドと称している。グリーンゴールド同様、ISOで成分比率と色名を指定している。日本語では赤割り、又は赤金と言う。
<ホワイトゴールド>
ニッケル系とパラジウム系があり、金にそれぞれの元素と、前者は、銅、亜鉛、後者は銀、銅を加えて、白色化した金合金をホワイトゴールドと称している。K18の場合、ニッケル系、パラジウム系ともそれぞれ5%以上を含まないと、色調が白味が不足する。社団法人日本ジュエリー協会は色差でホワイトゴールドの色の範囲を指定している。以前はプラチナの代用品として装飾品に用いられたが、現在はカラーゴールドの一種としての地位を得て、イエローゴールド以上に普及している。
このほか、K18ホワイトゴールドにプラチナを含ませ、黒っぽい外観を特徴とするブラックゴールドもある。